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地震対策30点避難セット 導入事例 - 松井電器産業様

事業継続性確保のための備えとして、鹿沼、烏山、福島の3工場に地震対策30点避難セット20個を配備しました

栃木県 鹿沼市の製造業、松井電器産業 鹿沼事業部 総務課 金子昭氏に、地震対策30点避難セットを導入した経緯について詳しく聞きました

(松井電器産業について)

松井電器産業では、各種電子機器のプリント配線基板への実装、回路組立、製造を手がけています。製造した部品は、自動車やプラズマテレビなどで使われています。近年は、EV充電器つき多機能型LED街灯EELを開発しました。工場は、栃木県鹿沼市、那須烏山市 、福島県福島市の合計三箇所。設立は昭和42年、年商は約20億円、従業員数は鹿沼工場 約180人、烏山工場 約80人、福島工場 約40人の 合計 約300人です。

国内3工場に地震対策30点避難セットを配備

― 松井電器産業での地震対策30点避難セットの導入状況を教えてください。
松井電器産業では、非常時での事業継続性を確保することを目的に、2012年6月に、地震対策30点避難セットを20個、購入しました。現在、鹿沼工場に10個、烏山工場に5個、福島工場に5個配備しています。鹿沼工場では、敷地内の消防ポンプ小屋を防災セットの保管庫としています。

鹿沼工場では
地震対策30点避難セットを
消防ポンプ室に保管

事業継続性確保のために防災セットを導入

― 「非常時の事業継続性の確保を目的に購入した」とは具体的には。

松井電器産業では、シフト勤務により24時間体制で工場を操業しています。地震や火災など非常事態時には、事業継続性の確保のために、何人かが工場に残って宿泊することがありえます。2011年3月11日の東日本大震災のときは、私はいったんは帰宅しましたが、翌日3月12日には出社し、その日は会社に宿泊しました。

今回の地震対策30点避難セットは、今後、そのような泊まり込みが発生する場合に備え、居残り要員が「何があっても最低3日は生存していく」ための備えとして、購入しました。

― 購入目的の中に「帰宅困難者への支援」という要素はありますか。

厳密に考えれば帰宅困難者への対策も必要ではありますが、弊社の場合、帰宅困難者は発生しにくい環境なので、ひとまずは最重要視しておりません。

弊社では、鹿沼、烏山、福島のどの工場でも従業員はほぼ全員が車で通勤しています。今後もし地震が起きたとしても、車を使えば、自宅まで帰り着くこと自体は、まずは可能だと予測されます(東日本大震災の時も帰宅困難者は発生しませんでした)。したがいまして、今回は、帰宅困難者への対策は、最重要視はしませんでした。

3.11 東日本大震災のときの松井電器産業の状況

― 東日本大震災の時は、松井電器産業の被害はいかがでしたか。

ここ栃木県、鹿沼市でも震度6弱の、今までに経験したことのない揺れに見舞われました。幸い、鹿沼、烏山、福島の三工場のすべてで、人的被害はありませんでした。鹿沼工場では、14時46分の地震発生直後に、いったん中庭へ全員が退避。操業を停止し、全員帰宅しました。夜勤も中止にしました。 翌12日朝から、出勤が可能な社員だけ出社してもらうことにしました。

幸い、電気や電話などライフラインの停止はなく、調べたところ、建物、機械、設備への被害もほとんどないと分かったので、その日は出勤した全員で操業再開のための努力をし、その甲斐あって、その日(12日)の夜には操業再開が可能がなりました。鹿沼よりも揺れが大きかった栃木県北部、那須の烏山工場でも三日後には、震源地にさらに近い福島工場でも一ヶ月後には、工場が再開できました。

今回の地震では、設備や在庫商品など物的な面で被害は発生しませんでした。事前から施していた耐震補強が功を奏したといえます。

しかし、居残り要員のための「備蓄」については、震災前までほとんど考慮しておらず、この点が、会社全体の防災対策の中の「強化すべき課題」として明らかになりました。弊社は、中小企業であり、予算も決して潤沢ではないので、あまり大がかりな施策はできませんが、それでも、工場としての事業継続性を保つための「必要最低限のこと」は、確実に実施する必要があります。

以上の理由により、非常時の待機要員用の防災セットを備えることが決まり、その後は総務課長である私が、製品の選定を開始しました。2011年9月のことです。

防災セットを選んだときの基準

― 防災セットの選択はどのように行ったのでしょうか。
ネットで「防災」「備蓄」などの用語で検索しながら候補製品を約10品、リストアップし、それらを相互比較しました。
― 各製品を比べたときの比較基準(求めた条件)を教えてください。

今回、採用する防災セットに求めた条件は、「内容物が必要十分であること」、「価格が適切であること」、「防災に対する真摯な姿勢があること」の三点でした。

地震対策30点避難セットは、価格面では、正直なところ、最も高価でしたが、一方、内容の方は最も充実しておりました。他の防災セットでは、絶対価格が安い物は、中身もわずかしか揃っておりません。「費用対効果」という観点では、地震対策30点避難セットが最も優れておりました。

また、防災への姿勢という点でも、中には、震災に便乗したような、いい加減な会社もある中で、防災防犯ダイレクトは、商品の内容や、ホームページの記述から、真摯な姿勢が感じられました。以上、費用対効果と信用との両面で防災防犯ダイレクトの地震対策30点避難セットが最も優れていたので、これを購入しました。

また地震対策30点避難セットは、バッグのデザインが優れていたことも、大きな好印象でした。

― 「バッグのデザインが優れていた」とは具体的には。
防災セットは、非常時の気が動転している時に使う物なので、デザインは、すぐに見つけられる、よく目立つデザインが良いといえます。地震対策30点避難セットは、白地に赤十字をあしらったデザインでよく目立ちます。 またバッグの素材も、防炎素材でできているので、火事の時でもバッグが燃えて破れることはありません。他の製品の多くは、市販の普通のバッグを使っており、こちらは火の粉でもかかればそこが燃え破れてしまい、内容物を運べなくなる恐れがあります。非常用のバッグですので、バッグの堅牢性、防炎性は重要です。

今後の期待

― 最後に一言、お願いいたします。
今回、地震対策30点避難セットを導入したことで、松井電器産業の防災体制は一歩ではありますが前進いたしました。こういう物はずっと使わないでいられればそれに越したことはありませんが、「その日」のための備えは怠ってはならないと考えています。先月、私は防災士の資格を取得しました。防災は、自助、共助が重要です。松井電器産業は今後とも従業員の安全と事業継続性の両方を確保できるよう、防災体制を着実に推進していく所存です。防災防犯ダイレクトさんも、防災に対する真摯な姿勢を持ち続け、日本の企業の防災力向上のために尽力していただくことを希望します。ひきつづき、がんばってください。

※取材日時 2012年8月
※文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。

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