- 家族で3日間生き残るには -
非常食は備えていますか?
「何からはじめればいいか分からない」
「忙しくて、余裕がない」
と、先延ばしになっていませんか?
災害時は、食品が手に入りにくくなりライフラインが停止した場合、
日常生活とはかけ離れた環境で生活しなければなりません。
そんな時こそ温かく、美味しい食事ができるように普段から備えておきましょう!
1人当たりの備蓄量
最低3日分(9食分)
余裕をもって1週間程度(21食分)
東日本大震災のとき、
スーパーなどは長蛇の列ができ購入まで2時間待ち、さらに水は1人あたり2リットルのペットボトル2本まで、
カップラーメンは2個までのような数量制限も発生しました。
災害の規模にもよりますが、一般的にライフラインの復旧や救援物資の到着まで最低3日はかかると言われています。
非常食の選び方
【美味しく食べられるもの】
美味しい食事を準備しておくことで、
心を落ち着かせることができ精神的にも体力的にも元気になれます。
【処理しやすいもの】
災害後は、ごみの回収ができなくなります。
できれば、容器をコンパクトに処理できるものがおすすめです。
【調理方法が簡単なもの】
災害の直後は、ガスや電気は使えず加熱調理ができません。
災害直後用には、そのままでも食べられるものを用意しておきましょう。
発熱剤入りの非常食だと火を使うことなく温かい食事ができるので
おすすめです。
【長期保存できるもの】
長期間の保存ができる方が、
緊急時に賞味期限が過ぎていたということが少なくなります。
また買い替えの回数を減らすこともできます。
栄養バランスのとれるものを
【タンパク質の多い食品】
- サバ缶
- ツナ缶
- スパム
- やきとり缶
- 牛丼などのレトルト食品
【ミネラルが多い食品】
- 乾燥わかめ
- 乾燥ひじき
- 昆布
- 干し芋
- ドライフルーツ
【食物繊維の多い食品】
【ビタミンが多い食品】
- コーン缶
- フルーツ缶
- ドライフルーツ
- 野菜ジュース
家族4人が3日過ごすための備蓄量
【飲料水(1日×3リットル/人)】
- 2リットルのペットボトル18本
(9リットル×4人分=36リットル)
【非常食】
- ごはん24個
- 味噌汁16個
- カップ麺14個
- 乾麺400g
- レトルト食品32食
- 缶詰などのおかず20個
【その他】
ローリングストックもオススメ!
保存性のよい食品を普段から少し多く
買い置きしておくことで、十分な備蓄量を確保することができます。
定期的に食べ、その分を買い足すことで賞味期限の心配もありません。
また、普段食べている食品なので、災害時でもおいしく食べることができ、
精神的な負担も最小限に抑えることができます。
非常食をまだ準備してない方へ!
明日は我が身。
日ごろから防災対策を見直しましょう!