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防災グッズ使ってみました!

加熱剤と加熱袋を使って缶詰ソフトパンと保存水を温めてみた!

防災グッズってたくさんあるけど、
「どうやって使えばいいの?」「本当に使えるの?」と思うことありますよね…
そこで防災防犯ダイレクトの新入社員が実際に使ってみて感想をお伝えしたいと思います。

第一弾は「地震対策30点避難セット」「非常食9日分たっぷり62点セット」 の中に入っている加熱剤と加熱袋。どうやら自衛隊でも採用されているみたいですが…

「使い方が難しそうだけどどうやって使うの?」
「何を温めたらいいの?」
「ペットボトルは温めることができるの?」
「どの程度温まるの?」


…と気になることがたくさんあったので、実際に使って確かめてみました!

実際に使ってみました!

加熱剤と加熱袋

「地震対策30点避難セット」の中にある、チャック付きの赤い袋が加熱袋で、黄色い袋の中に加熱剤(発熱剤)が入っています。
「モーリアンヒートパック」と書いてあります。

この赤い袋に、加熱剤と温めたい食べ物を入れると加熱することができます。

加熱剤と加熱袋

まずは加熱剤を開けてみます。
中に手のひらサイズの、カイロのようなものが入っていました。

加熱剤と加熱袋

加熱剤と温めたい食べ物を、加熱袋の中に入れます。
今回は「地震対策30点避難セット」の中に入っている缶詰ソフトパンを入れてみました!

加熱剤と加熱袋

次に加熱袋に水を入れます。
「地震対策30点避難セット」の中に入っている5年保存水を使います。

さっき開封した加熱剤が入っていた黄色いパッケージを使って水を計ります。
パッケージで水を計れるなんてスゴイ!便利!

加熱剤と加熱袋

黄色い袋の内側の「水量ライン」と書いてあるところまで水を入れて…

加熱剤と加熱袋

その水を、加熱袋の中に入れ…

加熱剤と加熱袋 加熱剤と加熱袋 加熱剤と加熱袋

加熱袋のチャックを閉めます。
最初は『何の反応もない…?』とちょっと心配になりましたが、1〜2分すると…

うわぁ!!!ブクブクしてきた!
だんだんと加熱の勢いが強くなってきて、蒸気も出てきました。
熱いっ!
加熱剤もボコボコと音を立てています。
加熱袋を触るとかなり熱いので、ヤケドには気を付けてください。

加熱剤と加熱袋

加熱開始から10分経ちました。

加熱袋に入れた水の量が少し減ったような気がします。
加熱剤はまだ、ボコボコと音を立てていますが、加熱反応の勢いは少し弱くなってきました。

加熱開始から15〜20分くらいで加熱が終わるようなので、もうしばらく我慢…
はやく食べた〜い!!

加熱剤と加熱袋

20分経ちました。
まだ少し加熱剤がブクブクしていますが、もう十分温まっているので、このまま取り出しても大丈夫です。 (※加熱時間の目安:夏は15分、冬は20分程度)
今回は、缶がかなり熱くなっていたので、加熱終了後5分程待ってから取り出しました。

使用済みの加熱剤と、加熱袋に残った水は捨てます。
※加熱袋は3回まで使用可能なので、使用可能な加熱剤が残っている場合は、捨てずに取っておいてください。

では早速缶詰ソフトパンを食べてみます!

うわぁ!!!
いいにおいがしてきたあああ〜!!
缶を開けた直後から、室内にあま〜いパンのいいにおいがしてきました!

では、実際に食べてみたいと思います。
焼きたてのような温かいパン!
熱々ではありませんが、食べやすい温度に温まっています。
やわらかくて、ほんのり甘くて、とてもおいしいです!
そして、意外としっとりしていて食べやすい食感だったので、ペロリと食べてしまいました。

次は、5年保存水でお湯を作ってみました!

モーリアンヒートパックの公式サイトを見ると、「ペットボトルを加熱すると変形し、開栓時に熱湯が噴き出す恐れがある」と書いてありますが、メーカーの方に問い合わせたところ、防災防犯ダイレクトの「5年保存水」のペットボトルは長期保存が可能な丈夫なつくりになっているので使用可能とのことでした。 なので、さっそく試してみたいと思います!

先ほどの缶詰ソフトパンのときと同じ要領で、「地震対策30点避難セット」に入っている5年保存水を温めます。
加熱袋に加熱剤と、保存水のペットボトルを入れ、加熱用の水を入れて、チャックを閉めます。

ボコボコと音がして、加熱がはじまりました。
でも、先ほどの缶詰ソフトパンのときほど蒸気がでてきません。
ペットボトルの水が冷たいから、蒸気があまり出ないのかもしれません。

約20分で加熱が終わりました。
ペットボトルが変形することなく加熱できました!

とても熱いので、ヤケドに気を付けて取り出してください。

今回は常温(19℃)の保存水を室温24℃のオフィスで加熱し、69℃のお湯ができました。

保存水を加熱して、お湯を作ることに成功したので、
せっかくなので、カップラーメンを作ってみたいと思います!

ラーメンにお湯を注いで待つこと3分…

カップラーメンができました!

食べてみると…
熱々ではありませんが、ぬるすぎるということはなく、「ふーふー」しなくても食べられる、程よい温かさのラーメンができました。

加熱剤と加熱袋で、避難所でも温かい食べ物が食べられます!

「加熱剤」や「加熱袋」と聞くとなんだか難しそうなイメージを持っていましたが、初めて使う私でも加熱袋の裏面に書いてある「使用方法」を読みながら簡単に缶詰ソフトパンや保存水を加熱することができました。

使い終わった加熱剤と水は捨てるだけなので、後片付けも簡単にでき、地震などの災害が起きたときにも手軽に使うことができそうです。

この加熱剤と加熱袋を使用すると、今回使用した缶詰ソフトパンや保存水以外にも、防災防犯ダイレクトで販売している玄米リゾットや、市販のレトルト食品、パックご飯、缶に入った液体ミルク、ベビーフードなども温めることができます。

万が一災害が起きた時にも、避難所で温かい食べ物を食べられたら、心も少しだけ温かくなりそうです!

記事作成日:2022年2月8日
試した環境:オフィス内、室温22〜24℃

今回紹介した加熱剤と加熱袋が入っている商品

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